歯にまつわることわざ・慣用句【上級編】

こんにちわ!平野歯科医院 藤沢です。

さてさて【初級編】【中級編】をご紹介いたしましたが、今回は、【上級編】をご紹介いたします!

①春の雪と歯抜の狼はこわくない

恐るに足りないこと。

春の雪はすぐに溶けますし、歯が抜けた狼には迫力がないことが由来です。私は狼が歯が抜けていたとしても、出会ったら少し怖いです…。

②歯亡び舌存す

剛強なものは滅びやすく、柔軟性を持つものは残ることの例えです。

歯は強くて堅いですが、抜け落ちてしまうこともあります。しかし、柔らかい舌は変わりなく機能がはたらくことが由来です。

③ごまめの歯ぎしり

力のおよばぬ者が憤慨すること。

ごまめとは、片口イワシを干したものです。

小さな魚が歯ぎしりをしても聞こえないことが由来です。

④歯を没す

命が尽きること。

野生動物では歯がなくなると、捕食できないため、歯がなくなるということは死ぬということを意味します。

⑤奥歯に剣

敵意をかくして、表面に出さないこと。

奥歯に剣を隠せるとはなかなかの腕の持ち主ということを表します。かなり器用な人だと言えますね。

⑥歯牙春色(しがしゅんしょく)

ほがらかに大笑いすること。

春を迎える晴れやかな日のように、歯が輝くほどに笑みを浮かべる様子を表しています。

さすが【上級編】初めて聞いたものが多いのではないでしょうか?

さて!次回は【超上級編】です。

1つでも分かったなら凄いかもしれません。お楽しみに!!

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