授乳期の赤ちゃんのむし歯予防

乳歯は歯の質が弱いため、簡単にむし歯になってしまいます。

赤ちゃんの歯が生え始めて、母乳に加え離乳食を与え始めると、むし歯になるリスクが上がります。

特に、市販されているお菓子やジュースを与えるのは要注意です。

ここからは、赤ちゃんがむし歯にならないための対応策をお伝えします。

まず、気をつけたいのは食生活です。

母乳以外の水分は、できるだけ水やお茶だけにしましょう。

市販されているお菓子やジュースを飲むのは、卒乳してからがオススメです。

お兄ちゃんやお姉ちゃんがいる家庭では、家の中にお菓子があることも多いでしょう。

赤ちゃんがお菓子を食べないよう、十分に注意する必要があります。

もし、おやつを与える場合は、お菓子ではなく自然由来の「芋」や「フルーツ」を与えると良いですよ。

次は、赤ちゃんの歯のお手入れ方法です。

赤ちゃんは、まず前歯から乳歯が生えてきます。

みなさんは、上の前歯と下の前歯どちらの方がむし歯になりやすいと思いますか?

正解は、上の前歯です。

上の歯は唾液が行き渡りづらいので、むし歯になりやすいのです。

そのため、歯のお手入れをする際には上の歯を中心にケアしましょう。

前歯の外側だけではなく、裏側も忘れずに磨いてくださいね。

一度に全ての歯を磨こうとすると、お子さんがぐずってしまうこともあるでしょう。

その際には、無理に全ての歯を磨くのではなく、数回に分けて歯磨きすることをオススメします。

寝る前に歯磨きをする方も多いと思いますが、昼間の明るいうちに一度は歯磨きをしてみてください。

明るいところで歯を磨くほうが、歯についている細かい汚れを発見しやすいです。

また、お子さんも夜よりは昼間のほうが機嫌が良いかもしれません。

乳歯の歯の健康は、永久歯の歯の健康に繋がります。

 1 才6ヶ月健診で初めて歯の検査を受ける子が多いですが、可能であれば1才前に歯科受診をしておくと安心です。

特に、できるだけ長く母乳を与えたいと考えているお母さんは、早めにお子さんを歯医者に連れて行ってあげましょう!


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