受動喫煙は歯周病リスクが倍増!?

タバコを吸うと、肺がんや心臓病などさまざまな病気のリスクが高くなることが知られています。

実は、その病気の中に「歯周病」も含まれていることをご存知ですか?

フィルターを通さない副流煙は毒性が強く、歯周病のリスクも高めてしまうのです。

つまり、喫煙者だけではなく周りにいる人も、健康を損なう可能性があるんですよ。

受動喫煙をすると免疫力が低下し、歯周病のリスクが高まります。

とある調査によると、喫煙者の子どもは、10歳未満でも歯ぐきの黒ずみや歯へのメラニン色素の沈着が見られることがあるそうです。

他にも、受動喫煙があった妊婦さんから誕生した赤ちゃんの尿中ニコチン濃度は、妊婦自身が喫煙していた場合の約7分の1もあることが分かっているのです。

このように、大人だけではなく子どもにも健康被害があるので、タバコの煙を吸わないように心がけましょう。

親が喫煙者だと、子どもの歯周病リスクが増加します。

 特に男性の場合、受動喫煙の影響が顕著に表れると言われているんですよ。

自分は喫煙者ではなく受動喫煙しかしていない方でも、歯周病発症リスクは約3倍になってしまうそうです。

一方、女性の場合はどうなのでしょうか?

女性は、自分で喫煙している方のほうが歯周病発症リスクが2倍になります。

男性に比べると受動喫煙による影響は受けにくいですが、副流煙は毒性が強いため、できるだけタバコの煙は吸わない方が良いでしょう。

いかがだったでしょうか?

自分が喫煙者ではなくても、受動喫煙で歯周病のリスクが上がることについてお話しました。

​​タバコの煙は粒子が非常に小さいため、公共マナーを守り、受動喫煙を防ぐ必要があります。

大人だけではなく子どもにも悪影響があるので、家庭内での受動喫煙による子どもの歯周病リスクには注意してくださいね。

歯周病は予防と治療が重要です。

定期的な歯科検診とセルフケアを行い、健康な歯と歯ぐきを保ちましょう。


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