歯にまつわることわざ・慣用句【中級編】

こんにちは!平野歯科医院 藤沢です。

みなさんは、歯にまつわることわざや慣用句をどれくらいご存知でしょうか?

前回の初級編からレベルアップ!本日は中級編です。

①白い歯を見せる

笑顔を見せて心を許している様子のことです。

例文:幼い子供達は白い歯を見せて、仕事から帰宅した父親に飛び付いた。

②歯牙にもかけない

問題にもせず、無視して気にもしないことの例えです。

例文:親の心配など歯牙にもかけない様子で息子は家を出ていった。

③明眸皓歯(めいぼうこうし)

ぱっちりと開いた明るい目と白い歯を意味しています。かつては、世界三大美女の楊貴妃のことを指していました。それが転じて、日本でも美人を表す言葉として定着しています。

例文:明眸皓歯で気立てもよいという人はあまりいない。

④歯の根も合わない

恐怖や寒さでブルブルと震える様子を指します。

例文:火災現場を目の当たりにして歯の根が合わない。

⑤獅子の歯がみ

元々は、獅子がおそろしい様子をして怒るさま。それが転じて、激しく怒り狂う有様を指すようになりました。

例文:上司の獅子の歯噛みに圧倒され、反対する者は一人もいなかった。

⑥豆腐で歯を痛める

豆腐は非常に柔らかい食べ物ですよね?豆腐で歯を痛めることはありません。つまり、あるはずのないことという意味です。

例文:そんな、豆腐で歯を痛めるような話は信じられない。

⑦歯と歯をつかえる

深く契ること。

例文:歯と歯をつかえる約束をしよう。

⑧歯無しに食残しがない

歯の悪い人に限って、食い意地が張っているという意味です。

例文:あの人はまるで、歯無しに食残しがない。

⑨歯を出す

叱ること。

例文:母親がスーパーで走り回っている子供に歯を出す。

【中級編】は以上です。初級編と比べると、あまり聞き馴染みのないものもありましたね。

みなさんは、初めて聞いたことわざや慣用句はございましたか?

初級編でも様々な、歯にまつわることわざや慣用句をお伝えしましたが、昔から歯にまつわる言葉は沢山使われていたことが分かりますね。

歯に関するご相談・ご予約はお電話にて承っております。

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