『歯科検診』は痛くなってからで大丈夫? 大人が定期検診を受けるべき本当の理由

皆さんは、歯医者さんにどのようなイメージをお持ちでしょうか?

 「歯が痛くなった時に行く場所」「キーンという音が苦手な場所」

 多くの方にとって、できればあまり行きたくない場所、というのが正直なところかもしれません。

「特に痛いところもないし、わざわざ行く必要はないかな」と、足が遠のいてしまっている方も多いでしょう。

しかし、その「痛くなってから行く」という習慣が、将来的に大切な歯を失うリスクを高めてしまっているとしたら……?

今回は、なぜ大人の皆さんにこそ「痛くなる前」の定期検診を受けていただきたいのか、その”本当の理由”についてお話しします。

私たちが「歯が痛い!」と感じるのは、虫歯や歯周病がかなり進行してしまってからであることがほとんどです。

お口の二大トラブルである「虫歯」と「歯周病」には、恐ろしい共通点があります。

それは、「初期段階ではほとんど自覚症状がない」ということです。

歯の表面が溶け始めた初期の虫歯の段階では、痛みを感じることはありません。

「しみる」といった症状が出始めた時点では、すでに神経に近づきつつある状態です。

また、歯周病は歯茎が腫れたり、歯磨きで血が出たりすることから始まりますが、初期~中期にかけては「痛み」が出ないことがほとんどです。 

「歯がグラグラする」「歯茎が下がって歯が長く見える」といった症状を自覚した時には、すでに歯を支える骨が溶かされてしまっている可能性が高いのです。

このように、自分では「大丈夫」だと思っていても、お口の中では静かにトラブルが進行しているケースは少なくありません。

歯科医院は「痛くなってから仕方なく行く場所」ではなく、「健康な状態を維持し、トラブルを未然に防ぐために通う場所」へと、意識を変えていただけたら嬉しいです。

お口の状態にもよりますが、検診の目安は一般的に3ヶ月~半年に1回です。

 「そういえば、もう何年も検診に行っていないな」という方は、ぜひこの機会に、ご自身の大切な歯のチェックにいらしてください。

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