虫歯を放置してはいけません!
春の陽気になってきましたね!!
こんにちは!平野歯科医院 藤沢です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか???
みなさんは、「歯が痛い。虫歯かもしれない。」と思っても、時間の都合などで歯科に行かなかった経験はありませんか?
または、「もう痛くないからいいや。」と治療の途中で虫歯を放置してしまったことはありませんか?
実は、それとっても危険ですよ!
虫歯を放置していたら、痛みがなくなったという状態は少なくありません。
しかし、それは虫歯が治ったわけではないのです。簡単に言うと、痛みを感じる歯の神経(歯髄)が死んでしまったから痛みを感じなくなったというのが正解です。
つまり、放置した結果、虫歯が悪くなってしまっているのです。
虫歯で歯がしみるのは、虫歯が歯の一番外側のエナメル質からその内側にある象牙質まで進行している証拠です。象牙質には象牙細管という細い管が歯髄にたくさん走っています。
例えば、冷たいものを食べたり、風に当たったりした時に痛くなるのは、象牙細管から歯髄に刺激が伝わっているからです。
さらに虫歯菌は、歯髄を直接侵します。何もしなくてもズキズキと痛い状態が続きます。
そして、これを放置しているうちに虫歯はさらに進行し、歯髄をボロボロにしてしまいます。
こうなると歯髄は神経としての機能が働かなくなり、痛みを感じなくなるというわけです。
痛みが消えたとしても、虫歯菌は増殖を続けます。歯髄の先にある歯の根元まで進んでいき、その先にある骨にまで到達します。その結果、顎が腫れたり、血中を通じて虫歯菌が全身に広がり、思わぬ疾病を引き起こす可能性もあります。
よく覚えておいて欲しいのですが、虫歯はごく初期のもの以外自然治癒することはないのです。痛みがなくなったからといって放置すると、後々もっと深刻な症状に悩まされることになります。
何か症状の心当たりがある方は、絶対に放置せずに歯科を受診しましょう。そして、定期的な検診で事前に虫歯を予防していきましょうね。
歯に関するご相談・ご予約はお電話にて承っております。