抜歯をするとき、何に気をつけたらいい?

こんにちは!平野歯科医院 藤沢です。

みなさんは抜歯をした経験がありますか?
例えば、虫歯が悪化したり、親知らずが生えたり、歯列矯正の調整をするために抜歯をすることがありますよね。
歯を抜くことは多くの人にとって一大事です。そんな時、どういったことに気をつけたらいいのか今日は学んでみましょう。

歯を抜いた後は、骨が剥き出しの状態になります。粘膜のふた(血餅)ができるまでそっとしておかなければなりません。以下のことに気を付けましょう。

  1. 抜歯直後は、ガーゼを噛んでしっかりと止血する。

ガーゼを噛んでいても血が止まらない場合は、ガーゼを取り替え止血するまで待ちましょう。

  1. 傷口を触ったり、激しくうがいをしない。

骨が露出すると激しい痛みになることがあります。決して傷口を触らないようにしましょう。そして、うがいで傷口を痛めないためにもゆっくり口を濯ぐことを心がけましょう。

  1. 抜歯当日は、激しい運動や飲酒を避ける。

血行が良くなると出血しやすくなります。運動や飲酒は避けましょう。また、湯船に浸かるよりもシャワーを浴びる方が良いでしょう。

  1. 喫煙を避ける。

タバコの成分ニコチンは傷の治りを遅くします。

  1. 歯磨きは翌日からにする。

歯磨きで傷口を傷つける恐れがあるので、歯磨きは翌日からにしましょう。

  1. 食べやすい食べ物を食べる。

できれば抜歯前に食事を済ませておくことが望ましいですが、食べ物を食べるときは、傷口に影響が出ない柔らかい食べ物を選ぶと良いでしょう。

 抜歯した後は、以上のことに気をつけて、なるべく傷口を刺激しない生活を心がけると良いでしょう。その後の治療は、医師が経過観察をして治療プランを立てます。

大体、2週間もすると傷の穴が塞がります。1ヶ月もすると歯茎がしっかりしてきて骨が仮の骨が作られ始めます。そして6ヶ月もすると、顎の骨がしっかり作られます。

 歯を抜くというと痛くて大変な想像をしてしまいますが、基本的な注意事項を守っていれば抜歯後はそれほど大変ではありません。

抜歯したら処方される鎮痛剤や抗生剤などを併用してゆっくり過ごしましょう。

歯に関するご相談・ご予約はお電話にて承っております。

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