みなさんは、就寝中に歯ぎしりや食いしばりをしていませんか?
実は、日本人のおよそ2割が就寝中に歯ぎしりをしていると言われています。
ところが、歯ぎしりをしていても全く自覚のない方もいらっしゃいます。
次のような症状がある方は、歯ぎしりをしているかもしれません。
ご自身でチェックしてみましょう!
◻︎起床時に、顎が痛いことがある
◻︎頬の内側に噛んだ跡がある
◻︎顎が開きにくい
◻︎顎を大きく開けると痛む
◻︎歯や歯ぐきに違和感がある
◻︎冷たいものを食べると歯がしみる
◻︎慢性的な肩こりや頭痛がある
いかがだったでしょうか。当てはまるものはありましたか?
歯ぎしりの原因は明確には分かっていませんが、ストレス・噛み合わせ・飲酒や喫煙が原因だと言われています。
【ストレス】
人はストレスがかかると、無意識のうちに歯ぎしりをしてしまいます。
歯ぎしりをすることで、不安や憂うつな気持ちを解消しているそうです。
【噛み合わせ】
歯の生え始めや歯の生え変わりの時期の子どもは、歯ぎしりをする傾向があります。
歯ぎしりをして、噛み合わせが安定する場所を探していると考えられています。
また、詰め物や被せ物が高過ぎて他の歯にぶつかっていると、歯ぎしりの原因になることがあります。
【飲酒や喫煙】
一説によると、飲酒や喫煙が歯ぎしりの原因になると言われています。
アルコールやニコチンを摂取すると、歯ぎしりが悪化する可能性が高いです。
ここからは、歯ぎしりの予防策をお話します。
・頬杖をやめる
歯に無駄な圧力をかけないようにしましょう。
・低めの枕で仰向けで寝る
横向きやうつ伏せで寝ると歯や顎に圧力がかかるため注意しましょう。
・運動やストレッチをする
歯ぎしりの原因にストレスがあります。
ストレスを解消するために、運動やストレッチを心がけましょう。
自分の趣味の時間を作ることも有効です。
・マウスピースを作成する
睡眠中の歯ぎしりは、自分でコントロールするのが非常に難しいです。
自分に合うマウスピースをつけることで、歯にかかる圧力を軽減できます。
歯ぎしりに悩んでいる方は、できることから一つずつはじめてみてくださいね。
歯に関するご相談・ご予約はお電話にて承っております。