夏になると唾液の量が減ってしまう
夏になると夏バテになる方が多いですよね。
実は夏バテは、口内環境にも影響を及ぼしてしまうのです。
「どういうこと!?」と思った方も多いでしょう。
実は夏バテになると、唾液の分泌量が減ってしまいます。
唾液の分泌量が減ると、口の中がネバネバとして口臭がきつくなります。
唾液が減ると、虫歯の修復力が低下して虫歯になりやすくなり口臭の原因に。
口臭を防ぐためには、唾液量を減らさない工夫が必要です。
健康な人の唾液量は、1日に大体1.5リットルだと言われています。
それが夏場になると人によっては0.5リットルにまで減ってしまうこともあります。
この原因は、体の中の水分不足です。
夏は汗の量が増えるため、体内の水分量が減少してしまうのです。
また、人はストレスがかかると体を守るために唾液量を減らそうとします。
水分量を減らし唾液の濃度をあげることで、口の中を怪我した時の修復力を上げているのです。
夏の強い日差しや、ムシムシとした暑さは私たちにとって強いストレスとなります。
唾液量を維持するためには、このストレスを軽減させる必要があります。
話は変わりますが、昔から「唾をつけて治す」という言葉が使われていますよね?
実はこれは理にかなっています。
唾液はただの水分ではなく、様々な成分が含まれており、実際に傷を治す「ヒスタチン」という成分も入っています。
皆さんの口腔内の唾液量は適正でしょうか?
チェックリストがあるので、一緒に確認していきましょう。
・舌を鏡で確認すると白いもの(舌垢)がついている
・朝起きると、口の中が乾いている
・口の中がネバネバとする
・口の中が臭う
・鼻呼吸ではなく口呼吸をしている
・食事の際に良く噛まずに早食いをしている
・食事の際にむせることが多い
・舌で歯を触るとヌルヌル、ザラザラしている
いかがだったでしょうか?
当てはまる項目が多いと唾液の量や質に問題があるかもしれません。
水分補給をしっかりと行い、唾液量を保つようにしましょう。
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