唾液腺マッサージを行いましょう!

唾液腺マッサージを行いましょう

前回のブログにて、夏は唾液量が減少するとお伝えしました。

私たちにとって、強い日差しや、ムシムシとした暑さはストレスとなり唾液量が減ってしまいます。

また、高齢の方も唾液量が減ると言われています。

話す機会が減ったり、食事が口から摂取できなくなることが主な原因です。

そんな時に役立つのが「唾液腺マッサージ」。

どこかで聞いたことはあるでしょうか?

口腔内には、耳下腺・顎下腺・舌下腺という唾液が出やすいポイントがあります。

ここを適度に刺激することで唾液量を増やすことが可能となります。

まずは耳下腺マッサージのやり方をご紹介します。

ブログを見ながら、実践してみてくださいね。

親指以外の4本の指を、耳のやや前方におきましょう。

そのまま上の奥歯のあたりを指の腹でやさしく撫でます。

また、後ろから前に向かって円を描くように撫でると効果的です。

お次は、顎下腺マッサージ。

親指を顎の横側の下の柔らかい部分にやさしく当て、耳の下から顎の先まで順番に押していきます。1箇所あたり5秒ほど時間をかけて押しましょう。

お次は、舌下腺マッサージ。

両手の親指を顎の先の真下におき、そのまま上に向かって10秒ほどじっくりと押していきます。

いかがでしょうか?それぞれのポイントを押していくと、唾液がじゅわ〜と出てくるのを実感できると思います。

それでは、唾液腺マッサージの効果をまとめていきます。

・唾液量が増える

・口腔内の自浄作用が働き、口臭予防になる

・口周りの筋肉がほぐれ、口が開きやすくなる

・痛みなどの症状が和らぐ

・食べること、飲み込むこと、そして会話がしやすくなる

このように唾液腺マッサージの効果は様々あります。

このマッサージは、唾液の分泌が促進されるため食事前に実施するのがオススメです。

唾液量が増えることで、口腔内が食事のための準備が整った状態になります。

口の中の乾燥が気になる方や、口腔ケアの拒否が強い高齢の方にも推奨できる方法です。

手軽にできるため、ぜひ毎日の日課に取り入れてみてくださいね。


歯に関するご相談・ご予約はお電話にて承っております。

関連記事

  1. そんなに昔から?日本の歯科治療の歴史

  2. 歯にまつわることわざ・慣用句【初級編】

  3. 歯はなぜ大事なのでしょうか?

  4. よく噛むと若返る!?

  5. 八重歯が可愛いと感じるのは、日本人だけ?

  6. 犬の歯石はたった3日で出来てしまう!?