患者様の中には、口の中に器具を入れただけで「オエッ」となってしまう方がいます。
これを「嘔吐反射」といい、その程度は人それぞれです。
嘔吐反射が強い方は、歯医者に行くのが怖くなり「気づいたら歯がボロボロだった」ということもあります。
今回は、そんな嘔吐反射の原因と対策についてのお話です。

嘔吐反射の原因は、大きく分けて2つあります。
1つ目は「生理的反射」、そしてもう1つは「心理的要因」です。
【生理的反射】
私たち人間は、口の中や喉の奥に異物が入ると、それを吐き出そうとします。
嘔吐反射に悩んでいる方は、この生理的反射が人よりも強く出てしまっているのです。
【心理的要因】
幼少期などのトラウマで、歯科治療に極度の恐怖心があると、反射的に吐き気に襲われることがあります。
この状態になると、
歯医者が怖い→歯科治療中に気持ち悪くなった→やっぱり歯医者には行きたくない
と悪循環に陥ってしまうのです。
ここからは、患者様ができる嘔吐反射の対策をお伝えします。
・嘔吐反射があることを事前に伝える
・リラックスを心がける
・我慢しない
・呼吸を意識する
1つずつ見ていきましょう。
【嘔吐反射があることを事前に伝える】
歯医者さんに嘔吐反射があることを事前に伝えておくと安心です。
歯医者では、嘔吐反射が強い方への対応策をそれぞれ持っています。
事前に共有することで、嘔吐反射が出ないよう配慮しながら治療してくれますよ。
【リラックスを心がける】
緊張していると、吐き気が強く出やすくなります。
そのため、音楽を聞いたり、柔らかいブランケットを持ったりとリラックスを心がけるようにしましょう。
【我慢しない】
もし、吐き気が出たり怖いと感じたりしたら、絶対に我慢しないでください。
我慢して治療を続けると、それがトラウマになってしまうため、「辛い」と感じたら遠慮なく歯科医師や歯科衛生士に伝えましょう。
【呼吸を意識する】
口呼吸ではなく、鼻呼吸を意識すると「苦しくなりづらい」と言われています。
治療中は呼吸に意識を向けることで、そちらに気が向き、楽に治療が受けられるかもしれません。
嘔吐反射があると、本当に辛いですよね。
無理のない範囲で治療を進めていきますので、お気軽に当院までご相談ください。
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