源頼朝の死因は歯周病!?

源頼朝と言えば、1192年に初めて武士による政権である鎌倉幕府を作った、初代鎌倉幕府将軍です。

日本人なら知らない人はいないのではないでしょうか?

実は、この源頼朝は歯周病に苦しめられていた可能性があるとのことです。

彼は、1198年12月27日橋供養からの帰路、落馬しました。その後体調を崩し翌年1199年1月13日に死亡しました。

その死因については諸説あるのですが、落馬の際は一過性の脳虚血発作であり、一旦は回復したものの、その後も致死的でない発作を繰り返し、水を飲んで誤嚥し、肺炎から敗血症をきたして死亡したのではないかと考えられています。

つまり、源頼朝の死は「誤嚥性肺炎」が直接の原因である可能性が高いです。

実際に、鎌倉時代の歴史書である「吾妻鏡」には、死亡する4年前から歯の病に苦しんだという記載があります。

歯周病と誤嚥性肺炎は、関係がないのではないか?と考える方も少なくないでしょう。

ですが、歯周病では単に口腔内の炎症であるのみならず、心内膜炎、アテローム硬化、脳梗塞、虚血性心疾患、糖尿病、そして誤嚥性肺炎などのリスク因子となります。

口腔内にある嫌気性菌が誤嚥性肺炎の原因になるというわけですね。

源頼朝と言えば、度重なる暗殺未遂や幕府設立に至る権力闘争にて、多くの一族や部下を粛清してきました。

その絶えまないストレスにより、虫歯や歯周病を悪化させ、やがては全身を蝕まれていったのかもしれません。

もし、この時代に頼朝が生きており、適切な歯科治療や口腔ケアを受けることができていれば、倒れて寝たきりになったとしても、誤嚥性肺炎で亡くなってしまうことはなかったでしょう。

歯周病は、虫歯と並ぶ歯科の2大疾患のひとつです。

厚生労働省「患者調査」の平成29年(2017)調査によると、「歯肉炎及び歯周疾患」の総患者数(継続的な治療を受けていると推測される患者数)は、398万3,000人で、前回の調査よりも66万人以上増加しています。

性別に分けて見てみると、男性は162万1,000人、女性は236万6,000人で、女性の方が男性よりも多くなっています。

軽度のものも含めると、成人の約70~80%もの人が歯周病に罹患していると言われています。口腔内だけでなく全身疾患の予防のためにも、歯科治療と口腔ケアを徹底していきましょう!

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