歪みの原因に?習慣や癖に気をつけよう!
みなさんは、自分の癖について意識したことはありますか?口癖であったり、仕草であったり誰しも何かしらの癖を持っていますよね。
今日は、顎や歯並びの発達に要注意な癖のお話をします。
実は、子供の身体は歪みやすいことで知られています。そのためよくとる姿勢によって顔をはじめ、顎や歯並びが歪んでしまうことがあるのです。
では、どのような癖に注意したら良いのでしょうか?
1つ目は、頬杖をつく癖です。頬杖をつくと、自然に身体の重みが一方に傾いてしまいます。その影響で、片顎に負担がかかり顎が歪んだり、顎関節症の原因になったりします。もちろん、顔だけではなく、体全体が片側に歪んでしまう可能性もあるので、正しい姿勢を意識するように心がけましょう。
2つ目は、猫背です。猫背の姿勢は、背中が丸まり前に頭が出てしまうため、胸を広げづらくなり、呼吸がしにくくなります。そうすると、たくさん空気を吸い込もうとして口呼吸になることがあります。口呼吸になると健康を害する影響が出やすくなります。口元が突出して不正咬合になったり、ウィルスや細菌に感染しやすくなったり、睡眠時無呼吸症候群のリスクも高くなるのです。
正しい姿勢を心がけることで、顎を引く習慣をつけましょう。また、意識的に鼻呼吸へ切り替える必要もあります。
3つ目は舌癖です。舌癖とは、舌が間違った位置にあること言います。では、正しい舌の位置とはどこかと言いますと、上前歯の裏の歯ぐきあたりです。ここをスポットと呼び、スポットにぴったりと当たっている状態が正しい位置です。舌が下の歯に当たっていたり、咬合部に当たっている状態は間違いです。
この舌癖によって、口呼吸になったり、唾液が出にくくなり口臭の原因になることがあります。まずは、意識して正しい位置に舌を置くことを意識しましょう。
以上を総合すると、正しい姿勢を心がけ、正しい位置に舌を置くことが大切だと分かりますね。みなさんも自分の癖を一度見直してみてはいかがでしょうか。
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