歯を磨くことの1番の目的は、プラークを除去することです。
プラークは、歯と同じような乳白色をしているため見落とすことがあるかもしれません。
プラークを放置していると、むし歯や歯周病になるリスクが上がるためしっかりと除去しましょう。
プラークの特徴は、歯にくっついていて水に溶けにくいことです。
そのため、うがいをするだけではプラークを落とすことができないのです。
正しい歯磨きをして、口腔内を清潔に保ちましょう!
みなさんは、プラークが付着しやすい部分はどこかをご存知でしょうか?
正解は、「かみ合わせの面」「歯と歯の間」「歯と歯肉の境目」です。
これらの部分を意識的に磨くようにしてくださいね。
ここからは、歯磨きをする際の3つのポイントをお伝えします。
普段の歯磨きをどのように行なっているか、ご自身で振り返りながらご覧ください。
ポイント1 軽い力で優しく磨く
歯の汚れを落とそうと、ゴシゴシ力強く磨いている方はいませんか?
歯磨きをする際は、毛先が外に広がらない程度の軽い力で優しく磨くようにしましょう。
ポイント2 毛先を歯にしっかりと当てる
毛先が歯に十分に当たっていないと、プラークを十分に落とせません。
ポイント3 小刻みに1本ずつ磨く
歯は1本ずつ小刻みに動かして磨くようにしましょう。
磨く目安は、1箇所につき20回程度です。
最後に、磨き残しやすい部分と効果的な磨き方をお伝えします。
まずは、前歯の裏側です。
顎はカーブしているので、歯ブラシを横向きで当てるだけでは磨き残しの可能性があります。
特に、前歯の裏側を磨く際には歯ブラシを縦に当ててみましょう。
そうすることで、プラークを効率よく落とすことができますよ。
次は、歯と歯肉の境目です。
歯と歯肉の境目に歯ブラシを当てる際は、斜め45度にしましょう。
その角度のまま、小刻みに歯ブラシを動かしてみてください。
この磨き方をすることで、歯周病予防にも繋がります。
正しく歯を磨いて、むし歯・歯周病予防をしましょう!
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