歯並びが悪いと、咀嚼機能の低下や発音の問題・自信の低下・歯周病リスクの増加・顎関節症の可能性があります。
そこで、今回は子どもの歯並びを改善する方法をお伝えします!
まず1つ目は、「口のトレーニング」です。
歯並びを改善するためには、「正しい歯磨き習慣」や「よく噛ませる」「口腔習癖をやめさせる」ことを意識しましょう。
【正しい歯磨き習慣】
歯磨きは朝晩の習慣とし、正しい歯磨きの手順を教えましょう。
歯間ブラシや糸ようじを使って、歯と歯ぐきの間を磨くことも大切です。
【よく噛ませる】
食事の際にしっかりと噛むことで、顎の筋肉を鍛え、歯並びを改善します。
普段から、食べ物を十分に噛む習慣を身につけさせましょう。
【口腔習癖をやめさせる】
口腔習癖とは、指しゃぶりや舌で前歯を押す、唇を噛む、頬杖をつくなどを指します。
これらの口腔習癖は歯並びに影響を与えることがあるため、注意深く見守り、できるだけ早く癖をやめさせましょう。
続いて2つ目は、「矯正」です。
今回は、「床矯正装置」「顎外矯正装置」「拡大装置」をお伝えします。
【床矯正装置】
床矯正装置は取り外し可能な装置で、顎の骨の成長を利用して歯並びを改善するように促します。
適用されるのは、主に乳歯から永久歯に生え変わる時期のお子さんです。
【顎外矯正装置】
顎外矯正装置は、顎の骨を外部から圧迫することで、顎の成長を促進し、歯並びを改善する装置です。
治療に用いるのは、ヘッドギアやチンキャップなどで、どちらの場合も自宅にいる時や就寝時のみ装着すれば良いため、日中はいつも通りに過ごせます。
【拡大装置】
歯列を頬側に拡大することで、歯がきれいに並ぶスペースを確保するために用いられる装置です。
ネジがついた装置を上顎の裏側に取り付けるため、外からは分かりづらく、矯正していることがバレる心配はほとんどありません。
歯並びが悪いまま成長すると、お子さんにさまざまな悪影響を及ぼすリスクがあります。
もし、お子さんの歯並びに不安がある場合は、お気軽にご相談ください。
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