全国のプレママさん、つわりは大丈夫でしょうか?
妊娠中もオーラルケアは欠かせません。
今日はそのポイントをお伝えします。
爪楊枝の先ほどのわずかな歯垢でも、その中には約2億もの細菌がいると言われています。
そのため歯磨きの際には、歯垢をしっかりと落とす必要があります。
オーラルケアの基本は、食後に歯磨きを行うこと。
しかし、つわりがあるとどうしても歯磨きができないことがあります。
その時は、体調が少しでも良い時に歯磨きをするようにしましょう。
もし、体調が悪くてどうしても歯が磨けない時には、洗口液を使うことをオススメします。
フッ素入りのものや殺菌作用があるものなど、様々なタイプが売っていますので、ご自身のお口に合う製品を選んでみてくださいね。
ここからは「吐き気を抑える歯磨きの仕方」をご紹介します。
・ながら磨きをしてみる。
テレビを見ながら、お風呂に入りながらなど何かをしながら歯を磨くこともオススメです。こうすることで歯磨き以外に意識が向き、リラックスした状態で歯を磨くことができますよ。
・ヘッドの小さい歯ブラシを使用する。
歯ブラシを口の奥まで入れると、気持ちが悪くなってしまう妊婦さんが多いです。その際には、ヘッドの小さい歯ブラシを使いましょう。
製品名に「コンパクト」「スリムヘッド」と記載されていることが多いため、ぜひチェックしてみてください。
口の横から歯ブラシを入れて、奥歯を磨くようにすると歯ブラシの先が奥まで行き過ぎないです。小刻みに動かしながら、無理のない範囲で行ってみてください。
・顔を下に向けて磨く。
なるべく下を向いて、唾液が喉の方まで流れるのを防ぎましょう。こうすることで、嘔吐反射が起きにくくなると言われています。
・匂いの強い歯磨き粉を使わない。
妊娠中は匂いに敏感になりがち。果物の甘いフレーバーの歯磨き粉を使用すると、刺激になってしまうかもしれません。
オススメはやさしいミント味の歯磨き粉です。
ミントには吐き気を抑える効果があると言われています。
ご自身に合う歯磨き粉を選択しましょう。
産後は子供の世話で忙しく、歯医者に行く時間を作れない方も多いです。
口腔内を清潔に保つために、今日ご紹介したポイントを抑えながら歯磨きをしていきましょう。
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