ドライマウス(口腔内乾燥症)の対策方法とは?

「最近、口の中がよく乾燥するな…」と思っている方はいませんか?

もしかしたら、それ「ドライマウス(口腔内乾燥症)」かもしれません…!

ドライマウス(口腔内乾燥症)は、唾液の分泌が減少することで口腔内が乾燥し、さまざまな不快感を引き起こす状態です。

口の中の乾燥感や不快感が続くと、虫歯や歯周病、口臭の原因となるだけでなく、食べ物を飲み込む際に困難を感じることもあります。

ドライマウスは加齢に伴う自然な現象や薬の副作用として現れることが多いですが、対策することで改善可能です。

まず、ドライマウスの原因として最も多いのが、薬の副作用です。

高血圧やアレルギー、抗うつ剤、抗ヒスタミン剤などが唾液の分泌を抑えることがあります。

もし薬を服用している場合は、処方医に相談して薬の変更を検討することも一つの方法です。

また、水分補給を意識的に行うことが大切です。

口の中が乾燥しやすい環境では、定期的に水を飲むことを習慣づけましょう。

しかし、砂糖やカフェインを含む飲み物は、唾液の分泌をさらに減少させることがあるため、注意が必要です。

また、口腔ケア用品である唾液分泌促進スプレーや口腔洗浄剤も役立ちます。

さらに、唾液の分泌を促進するためにガムやキャンディを噛むことも効果的です。

特に、キシリトールが含まれているものを選ぶと、虫歯予防にもつながります。

おすすめなガムは以下の通りです。

商品名特徴
歯科専売キシリトールガムロッテの虫歯予防効果のあるガムで、5つのフレーバーがある。
甘味料として純粋なキシリトール100%を含有。
歯科専売リカルデント アドバンストモンデリーズ・ジャパンの虫歯予防効果のあるガム。
脱灰抑制、再石灰化促進、耐酸性向上の3つの虫歯予防効果が期待できる「CPP-ACP」を含有。
歯科専売ポスカFグリコの虫歯予防効果のあるガム。
POs-Ca成分により唾液中のカルシウム濃度が上昇し、虫歯予防効果が期待できる。さらに、緑茶エキス(フッ素含有)を配合しており、歯の再石灰化を促進する。

ドライマウスは放置しておくと、虫歯や歯周病を悪化させる原因になります。

定期的に歯科医院でチェックを受け、乾燥症状を軽減するためのアドバイスを受けましょう!

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